■第2回 9月24日(水)「創造都市横浜のはじまりと都市デザイン」

野原卓(横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院 准教授)

ナビゲーター:上野正也(神奈川大学建築学部まち再生コース 准教授)
       小泉瑛一(about your city 代表/横浜国立大学 非常勤教員)


<講義概要>
横浜は1971年の都市デザイン室設置以降、歩行者空間と歴史資産の活用を土台に、2000年代の創造都市論と共振して空間と文化を統合してきた。核は「空間戦略の上に創造プログラムを載せる」設計で、個別改善を都心全体の価値向上へつなぐ構造である。水際の市民開放と海と街の連結軸を整え、臨港部で文化活動を可視化した。BankART等の暫定活用が先導したが、開発進行で余白が失われる課題が顕在化。解として暫定利用の制度化や賃料設計、次のフロンティア探索、創造産業の自立化と既存産業の創造化、人材育成・生態系設計を進める。さらに公民学の連合体で継続運営し、教育・福祉と横断して「誰もが関われる創造都市」を実装する。